30代のワタシに必要なモノ

妻と2人くらしの30代。シンプルな生活を目指しています。

(本の感想)『まじめの罠』

Kindle Unlimited化している、勝間和代さんの『まじめの罠』。

初版は2011年。刊行されてから10年も経つ。当時、勝間さんは「カツマー」と呼ばれ、讃えられたり貶されたりしてた。

Amazonのレビューは★4.0。自慢が多い、ハラに落ちない、といった低評価レビューも多い。けど、そんなことない。少なくとも私には出会えてよかった本だった。

『まじめの罠』

私は「まじめの罠」にかかる「まじめな人」だ

2021-09-13(月)

本書のタイトルでもある「まじめの罠」とはなにか。勝間さんは、

まじめに努力した結果、自分を、あるいは社会を悪い方向に導いてしまうリスク

と定義しています。

そして、「まじめの罠」にハマりやすい「まじめ」な人とは

「与えられた課題設定に疑問を持たない人」です。別の言い方をすれば「与えられたものに対して逆らわない人」です。

としています。

あーーわかる、わかるわ
めちゃくちゃ身に覚えある
これ、オレのことだ

この「まじめの罠」のコンセプトに出会えたのが何よりの収穫でした。

私は、私自身のことを「権威主義的な人間」だと思ってます。要は、怒られるのが怖い。

また、課題設定自体を疑わないフシがある。私の会社には優秀な人がおおく、上司は総じてだいたい優秀なのだ。彼らの課題設定なら正しいだろう、とおもってしまう。

私自身、そんなにエゴがないから「そこまで主張するなら、相手が正しいのだろう」と勝手に折れて譲ってしまうフシもある。

まぁ、要はコミュニケーションして、相手に働きかけたり影響力を行使するのが苦手なのだ。

じゃあ、どうやって克服していくのか?そもそも克服できるのか?

これは明日以降に書いていきたい。

2021-09-14(火)

まじめな人間が、まじめさを治すために本を読む。

新聞の4コママンガにもならないくらいのツマラナサ。おまけに自己矛盾感がはハンパない。でも、これ以外のアプローチがないのだからしょうがない。

まぁ、根っこがまじめなのは死ぬまで治らないと思う。けど、罠を避けることはできるだろう。

罠をさけるカギは、自己認識なのではないか。つまり「自分はまじめなんだ」という認識。そして、「あ、これ罠にハマっている」という自覚をたくさん積むこと。

認識しない課題は永遠にならないけど、認識さえすれば、いつかは克服できる。

本書の最終章で、「正しい自己認識を持て」という章がある。この章がおもしろかった。


私も、あなたの能力も大したことはない。(省略)自分磨きから離れ、どうやったらチームワークで最大の成果が出せるのか、自分の弱点や小ささを自覚することで「まじめの罠」から抜け出すことができます。

特にいいなと思ったのは「自分磨きから離れよう」という提言。自分磨きとは、弱点や小ささを克服ためにやるものなんだなと理解。それ自体がわるいことじゃないけど、自分磨きばかりやろうとすると「まじめの罠」に陥ってしまう。

自分の小ささを認めて、どうやったらチームがうまくいくか、チームワークで最大の成果が出るか。これをちゃんと考える。ついつい「自分磨き」したくなってしまうが逃げない。だって私も、あなたも能力的には大したこと無いのだから。


まじめな人は、自分の都合のいいように記憶の書き換えをします。記憶を都合よく書き換えないために記録をつけよう。

まじめすぎるほど、自分の枠組みにとらわれてしまう。人の話をきいても、歪んで解釈してしまう。

これは自覚あり。私も、自分の言いたいこと・信じていることにとらわれて、相手の言いたいことを曲げて記憶してしまうことがある。指摘してもらわないと気づきにくいもの。対策としては、議事録を率先して採ること。とかかな。


いつも対等な人間関係を心がけましょう。まじめな人ほど、上とか下とか、そういう枠組みのことばかり気にします。自由に意見が言える関係にある仲間を持つこと。これが大事です。

私は「権力主義的な人間」だから、上司の言うことは無条件に信じてしまうフシがある。もしくは、怒られることが怖くて、意見をすぐに曲げてしまう。

上司と部下とは、役割の違いでしかない。適材適所。同じ人間なのだ。そう意識して、とくに上司の言うことでも、批判的にみよう。特に自分の身を守るのは自分しかいないのだ。Noを言う、楽な方法を考える。マジメに真正面から挑もうとしない。このあたりだろうか。