kaitoの日記

自分らしく行こう!

私がScrapboxを使い続ける理由

最近、4本ほど気合を入れたブログを書いたため、ブログ運営がちょっと重くなってしまいました。今日は気分を変えて、カジュアルに情報共有したいと思っています。私が使うドキュメントルール「Scrapbox」についてです。


私のScrapboxの最初のポストは2019年。3年でページ数は600ページを超えました。付き合い方もちょっとずつ洗練されてきてて、最近もよく開いてアウトプットを書き溜めています。


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Scrapboxで気に入っているのは、大きく2点で
・未完成が許される。いつでも書き足せる。
・承認欲を刺激されずに創作活動ができる。


私は読書ログとして使っています。私の読書ログのスタイルと、Scrapboxの相性がとてもいいのです。


読書というのは不思議なもので、読んだときはうまく言語化できなくて、数日後にアイディアが急に降ってくることがあります。お風呂に入っているとき、歩いているときなど、前触れなくやってきます。そのため、読書ログは「後から完成させるもの」なのです。その点、永遠の未完成を許してくれるScrapboxのUIが、とっても気に入っています。


読書ログは自分のためでもあるのですが、同時に他人に見てもらいたいものでもあります。自分のためのアウトプットだと完全に割り切ることは難しい。自分のためなんだけど、一方で誰かに見てもらいたい。こういう矛盾を抱えた乙女心みたいなものです。


ブログサービスにこれを載せると、コメント・いいねなど反応をたくさんいただきます。でも、それが承認欲を刺激し、「もっと面白くてまとまったものを出さなきゃ」と自分で自分の首を絞めてしまう。結果として、創作・表現活動が長続きしない。このジレンマは誰しも経験があるのではないでしょうか?


Scrapboxは思想として承認欲を刺激しないサービスづくりをしているようで、その証拠に、Scrapboxにはアクセスツールを入れることができません。もちろん、イイねボタンも、シェアボタンもない。運営者の話によると、今後も既存のブログサービスに取り入れられているような、承認欲を刺激する仕組みは、あえて取り込まないサービス作りを目指すつもりのようです。めっちゃええやん。


純粋に知的活動にフォーカスできる。これがScrapboxの最大の魅力です。私のような、考えすぎて中々アウトプットが出せない・表現ができない人間には、こういったテクノロジーの恩恵を最大限に受け取って、自分に気持ちいい創作・表現のあり方を追求していくのがGOODな道だと思います。


私は承認欲と創作意欲を両立する道として、Scrapboxを誰でも見れる設定にしました。紹介したい本・引用があれば、自分のScrapboxのURLを共有しています。私に興味があればTwitterのプロフィール欄からScrapboxを見てもらえる導線になっています。

 

まとめ

知的な創作活動を志す方にとって、承認欲は大敵です。その承認欲をバッサリ断ち切って、自分の好きな知的ポートフォリオ・コレクションを作れるのがScrapboxの魅力です。最初はとっつきにくいUIですが、使い込んでいくと良さに気づいていく。燻銀的な魅力が、Scrapboxに備わっています。


最後に私のScrapboxのURLを置いておきますので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
https://scrapbox.io/kaito87/