kaitoの日記

自分らしく行こう!

保存食を半分にするぞプロジェクト

1ヶ月前から、ひっそりと進めていたプロジェクトがあります。その名も「保存食を半分にするぞプロジェクト」。台所の下に山積みされていた賞味期限のながい保存食を、意識的に食べ、半分まで減らそうという試みです。

 

これが1ヶ月前に「これを全部なんとかするぞー」と決めた食料品たち。このうち、右半分を占めるカレーは全部たべました!偉い。一方、左半分の煮干し・こんぶ・干し椎茸の乾物は、全部捨てました。結局、乾物は食べられなかった。料理をする気力すら起きなかった。無駄な買い物をしてしまったことを、一人反省しています。

カレーは全部完食。一方、乾物はすべて捨てました。すまぬ。

 

そもそもなぜ、「保存食を半分にするぞプロジェクト」を始めたのか。

最近の物価上昇、めっちゃ激しいですよね。ニュースによると食費を節約する人が増えて、スーパーの売上が減っているそうです。食費節約のために何をするか。必要なものを買わないのは、本末転倒です。毎日しっかり食べることは大切。ならば、どうするべきでしょうか。私は「無駄なモノを買わないこと」が節約の王道だと思ってます。

 

冷蔵庫や台所の下を開くと無駄なモノがたくさん目に付きます。いつか食べるかもしれないから…と、捨てる決断を先送りにしている食べ物がいっぱいある。賞味期限が1年先の食材って、みなさんどうしているのでしょう。

 

賞味期限が切れていないのなら、取っておこう。捨てるなんてもったいないじゃん。1年先なら、今はいらなくても気が変わって使いたくなるかもしれない。だから賞味期限が切れるまで保管しておこう。こう考える人が多数派ではないかと思います。実際に私の妻も、これに似た考えです。

 

私は違う考えを持っています。賞味期限が1年先だろうが、使わないものは捨てる。勿体ないなーと思っても、取っておくことはしない。損切りしたい。これが「保存食を半分にするぞプロジェクト」をスタートした理由です。

 

いつか使うかも‥は機会損失

捨ててしまった乾物、昆布・干し椎茸・煮干しは、以前にダシを取ることにハマっていたときに買ったものです。そのMyブームが去ってしまい、今後使うことは二度とないだろうなと思っています。

もちろん、再ブームが絶対に到来しないと断言することはできません。もし保管しておけば、残しておいてよかったという気持ちになるでしょう。でも私はその確率は10%以下だと思っています。たった10%の確率のために、狭い部屋の貴重なスペースを取っておくことは機会損失だと思ったのです。

 

モノを残す3つのデメリット

モノというのは、持っているだけで見えないコストがかかっています。このコストの1つは、持っているものがわからなくなるということ。そんなことないでしょと思う人もいるかもしれませんが、そんな方には是非、引き出しの中にあるものを全部机の上に出して広げてみてください。想像よりもたくさんのモノが入っています。なかには、間違って2つ買っちゃっていた、ということもあるはず。本来だったら買う必要がないものを買ってしまっている、つまり無駄が発生しているのです。

 

さらに持っているものが何かわからないと、あれ、どこにあったんだっけと探す時間も増えます。なにかあると、どこにあったか探す。そうやって人生の貴重な時間がちょっとずつ失われていく。探している時間を計測すると、塵も積もれば山となる。生涯で膨大な時間をこの「探す」という時間に費やすことになります。

 

さらに、次からは無駄な買い物をしないようにしよう、という反省が失われることが一番の機会損失でしょう。人間は反省から学びます。こんなに無駄なもの買っちゃったんだとか、こんなにたくさん物を腐らせちゃったとか、今回がたくさんあるからこそ、必要なものを見極めて買おうとします。今回がなければ、フィードバックが働きませんから、無駄なものを買い続けてしまう事が改善されません。

 

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物価が高くなる今、無駄な買い物をしていないか、もっと振り返りたい。私にはもっと、反省が必要だ。そう思って「保存食を半分にするぞプロジェクト」を始めました。

 

今回は乾物をたくさん捨ててしまいましたが、この決断は、短期的には大変もったいないですが、今後人生20年30年先を見た時に、自分が環境にも財布にもエコな選択ができるようになっている。そういう風に考えながら、今後買い物をしていきたいなと思いました。

 

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こんな記事も書いてます

 

ちょうど1ヶ月前に書いた、「保存食を半分にするぞプロジェクト」のスタートを決意した記事です。

kaito87.hatenablog.com