kaitoの日記

自分らしく行こう!

「なんとかなるさ」の楽観主義、「やればできる」の楽観主義

中野信子さんの 世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた で、楽観主義には2種類あるという話がでてきます。

 

1つは「なんとかなるさ」と考える楽観主義。世間的には「楽観主義」とはコチラのイメージだと思います。沖縄にも「なんくるないさ」という方言がありまして、気張ってもしょうがない、人生なるようになるさ、気楽に行こう、という意味です。どちらかというと、努力しない方向に流れがちな沖縄人。いい意味で、うちなーんちゅのスタイルを現しています。

もう1つは「やればできる」と考える楽観主義。中野信子さんが「頭がいい人がやっている」と取り上げているのは、コチラの方です。道筋は見えないけど、自分ならきっとやれるはず。恐れず行こう。失敗しても、元は取れるさ。と考える。

 

私は、楽観主義を1つ目の「なんとかなるさ」の意味でしか使っておらず、楽観主義であることには、やや否定的でした。

でもたしかに、「やればできる」も楽観主義ですね。なんとかなるさ、の受け身的なニュアンスが消えて、積極的で肯定的なニュアンスがあります。なるほど、その考え方はいいな~

 

やればできるの楽観主義は、最初から持っている人はすくないはず。しかし同時に、人生経験を積みながら、確実に育むことができるもののように思えます。

私だって、相当ネガティブです。小学生の頃の夢は「リストラされずに定年すること」でした。今は健康体であるにも関わらず、きっと自分は80歳までは生きられないと思ってます。そんな私ですが、この10年で、少しずつやれることが増えてきて、「すべては出来ないけど、この領域ならなんとかなるな」と、自信がもてるカテゴリーが少しずつ増えています。

独立するぞ、という意気込みも、不安やおそれでいっぱいですが、一方で、何とか自分ならやれるんじゃないかという、自分への信頼があるのです。

 

「なんとかなるさ」の楽観主義。さすがに全てには適応出来ませんし、いま楽観主義的になれる分野は限られていますが、やれること・経験を増やしながら、人生を長い目で見て、少しずつ楽観主義的で捉えられフィールドを増やしていきたいですね。