『あなたはあなたが使っている言葉でできている』を読み終わりました。
けっこう良かったです。さすが評判本。
アフォメーション毎に章立てされており、最初は「そんなことないでしょ?」と斜に構えてしまう内容も、読み進めると「たしかにそうかも」と納得してしまう筆力が、この本にはあります。
私が読んでいて特にお気に入りだったのは、
・私は何も期待せず、すべてを受け入れる
つい先日、妻と静かなケンカを繰り広げたのですが、「そうか、私は妻に期待をしていたからケンカしてしまったのか」と振り返っていました。
自分はこういう貢献をしているのだから、見返りがあるべき。今まで妻を許していたのだから、自分も許されるべき。こんな言い方、いままで私はしてないのだから、妻も私にもするべきじゃない。
たしかにこれらは全部「期待」といえますね。勝手に期待して、裏切られて、怒っている。相手からすると、なんで自分が怒っているのか、まったくピンと来ない。(ということを妻から言われて、ますます怒ってしまいました)
私たちは、未来に確実性をもとめています。これが「期待」であり、暗黙の期待が満たされないと怒り、がっかりします。期待があるから、問題がおきるし、精神状態に悪い影響をあたえます。
期待を手放す。そのまま受け入れる。
妻だって人間だから、私の期待はわからない。100%沿えるはずもない。自分が我慢ならなくても、相手にはどうでもいいこともたくさんある。違う人間なのだから当然。GIIVE&TAKEの法則を持ち込まない。愛されることを期待しないようにしよう。
・私は何も期待せず、すべてを受け入れる
うん、いい言葉ですね。これを胸に行動していきたいです。