kaitoの日記

自分らしく行こう!

あなたの理想のキャリアは?

「あなたの理想のキャリアは?」

とてもむずかしい質問です。

そんなものない、

というのが私の答えでした。

しかし最近「キャリア」の捉え方が変わってきました。

今日はそんな話です。

 

実は「キャリア」という言葉にずっと違和感がありました

私たちが「キャリア」という言葉をつかうとき、

多くの場合、会社員であることを前提にされています。

「キャリア」という言葉からイメージされるのは「梯子」であり「積み上げ」です。

 

しかし、梯子を上った先が魅力的じゃなかったり、

どちらかというと積み崩したいときに、

「キャリア」という言葉の居心地は、徐々に悪化していきます。

 

つまり「キャリア」をいう言葉には、

「会社員」として「梯子を登っていく」しかないという暗黙の前提があり、

これが私の違和感の正体だったのです。

 

上記のようなこともあって、

私は「キャリア」を考えるとき、

会社員以外の選択肢も視野に入れながら考えることにしました。

 

キャリアとはつまり、

・「自分」と「働く」の距離感

だと、捉えたほうがいいのではないか

というのがこの記事の主張です。

 

働くことから、少し離れたいと思ったら、

離れても問題ないように設計する。

もっと働きたいと思ったら、

働きがいのある環境にアクセスできるようにする。

 

自分が望む距離感と、

今の「働く」との距離感を

なるべく一致させるように考え、行動すること。

これが「キャリア」です。

 

こう考えると、

FIREだって、1つの「キャリア」です。

「全く働かなくていい状態をつくる」

これもある意味、

キャリアの1つの完成形だといえます。

 

しかし「働く」とは、金銭的報酬だけでは語れません。

精神的な報酬もあります。

また、金銭と精神だけ満たされても時間の余裕がなければ、

働く満足度は高まりません。

 

要は、3つのパラメータがあるのです

・時間
・お金
・精神報酬

 

働く満足とは、3つの構成要素があり

自分はどのパラメータをどこまで伸ばしたいのか

どこは諦めるのか

これを絶えず変化させ、自己発見し、

何年も掛けて満足する状態に近づける営みです。

 

「FIREしても、暇になるんじゃないか?」

とは、よく言われることですが

 

これはまさに、

・お金には満足しているけど

・精神的報酬には不満

という状態のことを指します。

 

私の場合だと、

4年後には娘と一緒に、毎日夜ご飯をたべて

毎日話しができるようになりたいと思ってます。

しかし今の職場だと、それは叶わない

 

これはまさに、

・お金には満足しているけど

・時間の都合がつかないのが不満

という状態です。

 

じゃあ時間をとってお金を諦めるか?

それは嫌だ。

ならば、両立できるように独立開業しよう

こういうふうに考えています。

 

「時間」「お金」「精神報酬」

この3つを満足を目指すのが

「理想のキャリア」です

 

市場価値をたかめる!なんてのは

他人の価値観に踊らされているだけで

本当のキャリア作りではありません

 

本当のキャリア作りとは

・自分は何が欲しいのか?

・自分はどこまでやれるのか?

自分の価値観を磨いていく行為です

FIREよりも、ずっとずっと奥が深い。

 

・・・というふうにキャリアを考えたほうが

働き方も楽しくなるし、

たくさんチャレンジしたくなるんじゃないでしょうか

 

それでは最初の質問に戻ります

 

「あなたの理想のキャリアは?」