kaitoの日記

自分らしく行こう!

福祉

社会にはもっと大きな分断が必要。

この前、「ハンチバック」を読みました。著者から喧嘩をふっかけられたような読み心地で、なんだかモヤモヤが残る本でした。てめぇ自分が恵まれた立場にいることがわかっているのか?と突然叱られたような気分でした。 ハンチバック (文春e-book) 作者:市川 …

人は迷惑をかけながら生まれて、迷惑をかけながら死んでいくものだと思う。

認知症になると、怒りっぽくなったり、自己中になったりする。認知の力が衰えて、ガマンが難しくなることが原因らしい。物取られ妄想というのもよくある症状の1つで、「あんた、私のお金盗んだだろ」と訴える妄想のことで、身近な人が疑われやすいのだそうだ…

ピンピンコロリ願望の何が問題か

理想の死に方は何か。私の場合、おじいちゃんになったある日、縁側でポックリ逝くことが理想である。痛みも苦しみもなく、眠るように死んでしまいたい。 私のように思う人は多いようで、最近知った言葉に”PPK”というのがある。ピンピンコロリの略で、怪我や…

鈴木隼人議員を応援したい

先日のブログにも買いたが、インプットは精神衛生の観点からもほどほどにして、できるだけアウトプットを増やしていきたと思っている。しかし急に仕事を変えるわけにはいかないし、ボランティアをしようにも、休日・近所・1〜2時間だけ、といった好条件のボ…

精神が健やかであるためにも、インプットに偏らず、ちゃんとアウトプットしてガス抜きしていきたいものだ

最近のブログが少し気合をいれて重いのを書きすぎたので、今日はすこしライトな感じにしたい。どんどん自分でハードルを上げてしまうくせがあるので、定期的に雑なブログを投げ込まないと、結果的にイヤになって止まってしまうんですよね。 ということで、最…

やむを得ず見捨てられた命。違いはどこにあるのか。

先日、世界で2番目に高い山「K2」を登頂した登山家が炎上した。記録のために、救えるはずだった隊員の命を見捨てた疑惑が出たのだ。 「新記録のために死にかけのポーター見捨てた」…ノルウェーの登山家が炎上 | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com) 登山は…

「青い芝の会」の川崎バス闘争から考える、社会福祉と主権と闘争

日本の障害者福祉について調べていたら、「全国青い芝の会」という団体の存在を最近知った。主に1960年代から70年代に活動しており、青い芝の会を外して、日本の障害者福祉の歴史を語ることはできない、と言われている。調べてみると、けっこう面白かったの…

「異端の福祉」を読み始めた

最近は、介護事業の経営について興味があり、いろいろ調べている。介護ビジネス業界系の本は読み終わったので、もうちょっと具体的で生々しい話を知りたくなってAmazonで本を漁っていたら「異端の福祉」という面白そうな本を見つけた。 異端の福祉 「重度訪…

「バリアフリーじゃない読書」が身の回りには意外と多い

今日は最近知った「読書バリアフリー」という概念について書いてみたいと思う。 「ハンチバック」を読んだ人ならわかるのだが、「読書」というのは健常者に最適化されたものに形になってる。健常者には何も問題がないので気づかない。しかし、なにかしらの障…

認知症の人は施設に入れず、社会のお荷物になってしまう社会がどうやら出来上がっているらしい

さて、今日は何を書こうかな。介護の調べ物でいくと、昨日みたNHKスペシャルの「終の住処はどこに」が、すごく面白かったし、ちょっと衝撃だった。深夜にみたのだが、見たあとに考え込んでしまって、2時間くらい眠れなかった。 シリーズ 人生100年時代を…

人生の最期にどう死にたいかは、地域によって結構差が出るらしい

在宅ひとり死のススメによると、人生の最期をどう死にたいかは、けっこう地域差が出るらしい。たとえば「死ぬときに子や孫に囲まれていたいか?」とか「誰かに手を握っていてほしいか?」の答えは、地域によって差が大きいんだとか。 日本人なら死生観はだい…

アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」について調べてました

普段ニュースを見ないので知らなかったのだが、アルツハイマー病の画期的な新薬「レカネマブ」がつい先日、承認されたのだそうだ。ということもあって、今日はアルツハイマー病の治療薬について、「アルツハイマー征服」を読みつつ、WikipediaやWebサイトを…

「アルツハイマー征服」を読みはじめた

最近の興味ある分野について書いていきたいと思う。もっぱら「介護」は私のいま一番興味があるテーマ。 図解即戦力 介護ビジネス業界のしくみと仕事がこれ1冊でしっかりわかる教科書 この本をざっと読んで、介護ビジネスの全体像を頭にいれた。収穫は、自分…

介護業界の勉強が、すこしずつ楽しくなってきました

日本の介護制度というのは、大変ややこしい。たとえば、介護施設の種類には、介護付き有老、住宅型有老、グループホーム、サ高住、特養、老健…とまだまだある。親を施設に入れたくても、いろんな形態の施設が多すぎてわけがわからなくなる。 介護保険制度、…

介護業界で働きたいなら、大手に勤めたほうがいいなと思った

ここ最近は、介護ビジネスに興味がある。今日も介護ビジネスに関する本を読んだ。読んでいたのはこの本。 図解即戦力 介護ビジネス業界のしくみと仕事がこれ1冊でしっかりわかる教科書 Kindleのサンプルをダウンロードし、訪問型も施設型もまるっと理解でき…

サ高住への投資は儲かるらしい。

最近、介護施設経営についてちゃんと勉強したくなってきた。 きっかけは上野千鶴子さんの「在宅ひとり死のススメ」。本によると、いまいちばん儲かる介護系ビジネスは、サ高住に外付けの訪問介護を入れ、そこにさらに訪問看護と訪問医療をつける、というもの…

私もいつか障害者。だから、障害が問題にならない社会に近づけていきたい。

今日も昨日に引き続き、上野千鶴子さんの本の感想を書いていきたい。 上野千鶴子さんの「在宅ひとり死のススメ」を読んで、孤独に死ぬことは意外と悪いことじゃないんじゃないか、と思えてきた - kaitoの日記 (hatenablog.com) 昨日Audibleで聞き終わったが…

上野千鶴子さんの「在宅ひとり死のススメ」を読んで、孤独に死ぬことは意外と悪いことじゃないんじゃないか、と思えてきた

上野千鶴子さんの「在宅ひとり死のススメ」をもうちょっとで読み終わる。思った以上にいい本だった。 在宅ひとり死のススメ (文春新書 1295) 最初は、お一人様のほうが幸福度が高いという結果がでてて、あぁ、また”孤独は悪くない”の本かと思った。しかし読…