kaitoの日記

自分らしく行こう!

コテンラジオの超お気に入り回「人間の知性について」。多様性をみとめて、自分を許し、他人を許そう。

このブログでも何度か紹介している「コテンラジオ」。私のお気に入りの回がありまして、番外編の「人間の知性について」の回です。

www.youtube.com

36分もある、かなり長めの回ですので、ご興味ある方は上記YouTubeリンクから飛んでみてください。

時間のないかたにざっくりと説明すると

・私たちは、知性を単一のものとして捉えがちだけど、本当は種類がたくさんあるんじゃないか
・今は言語化能力、論理性の高さが評価される時代だけど、評価されていない知性ってたくさんあるんじゃないか

たとえば、知性の代表的なものはIQ。IQが高ければ頭がよい、低ければ頭がわるい、ってなります。IQが低いと不幸になってしまう、と思っている人も多いでしょう。(私もその1人)

あるいは、ロジカルシンキング、抽象化能力、などの言語と概念操作の能力は、社会人なら誰でも学ぶ能力です。秀でている人は社内でも社外でも活躍します。

このように、私たちが高い価値を置いている「知性」とは、言語化や記憶力といった知性に偏っているのです。

でも、知性って実はもっといろんな種類があるんじゃないですか?たくさん種類があるのに、評価される社会ではないよね?ということを動画では話しています。

 

この話を聞いた私は、なんだか、とっても救われた気がしたんですよね。心の澱がとれていく感覚でした。

なぜかというと、多くの会社では、事実を抽象化して論理的に説明できる人が出世し、そうじゃない方は出世が難しいからです。みんなが出来るわけじゃない。得意な人、つまり知性をもつ人は一握りです。(私はちなみに、出来ないわけじゃないが、決して得意な方でない。いつも劣等感を感じています。)

いつからか私は、社会から認められる知性を備えていない人は、幸せになれないし成功もできないと感じるようになりました。

そして、強烈な劣等感といっしょに、「あいつはダメなやつだ」「出世できない」と人を見下すような考えをもつようにもなりました。この考えは、まわりまわって自分を苦しめるのですが、脱出方法がわからず、閉塞感のあるしんどさを抱えて生きていました。

 

そんな私の心の澱を、コテンのお気に入り回はキレイに掃除してくれたのです。

「あの人は、こんな知性をもっている」「自分にはない、素晴らしい知性だ」と認めることができるようになりました。」

自分の親、妻、妻の家族、会社の部下。無意識に見下して見ていた自分を改めて、その人にはその人にしかない知性がある、と考える。

すると回り回って、自分も楽になるのですよね。他人の良さを引き出していこう、できないものは許そう、という気持ちになれる。

私にとって多様性とは「許すこと」なんですよね。

日本は「常識的に考えて、これできないのは終わっている」という、足切りの基準がたくさんあり、これが出来ないと無条件で責められます。また、自分も無条件で他人を責めます。

でもみんながみんな、同じことができるわけじゃない。知性が違うのだ。だから同質化せずに、違いをみとめ、許そう。

そうすれば、自然と1人1人の良さが引き出され、もっと生きやすい社会になるはずですよね。

 

…という考え方をしたいと思わせる、とてもよいコンテンツでした。

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※私はコテンラジオの活動を応援しており、サポート会員でもあります
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