kaitoの日記

自分らしく行こう!

納得できる仕事を追求していきたい

昨日、YouTubeの「積読チャンネル」で夏葉社の島田さんを紹介する動画をみた。いたく心に沁みました。[1]

 

視聴後、気になって夏葉社のホームページに行った。島田さんの経歴も調べた。そして紹介された本を購入するに至った。「積読チャンネル」は公開動画の半分以上を視聴する”熱心な視聴者”であるが、オススメされた本を購入したのは今回が初めて。それほど、私の心に沁みるコンテンツだった。

 

島田さんの仕事哲学と長期的視点

動画では、島田さんの仕事哲学が紹介されている。そのまま引用すると分かりづらいので、Geminiに要約してもらった結果をのせる。

100年続く仕事

島田さんは、本作りにおいて「未来に残る本を作る」ことを心がけいて、100年後にも読まれるような、未来に残せる良い本を作るという強い意志を持っている。

手触り感のある範囲での仕事

島田さんは、本は2500部しか刷りません。それは、「自分が具体的に想像できる部数」だから。どの書店にどれくらいの本が並び、誰が買ってくれるのかを具体的に想像できる範囲で本を作っている。また、2500部であれば、利益も確保できるという現実的な視点も持っています。

全国の書店に本を置くために大手書店の担当者に営業することもできましたが、やらなかった。なぜなら、現場の書店員さんの顔を知らないまま自分の本が届いてしまうことになるから。島田さんにとって誠実なやり取りとは言えまない。島田さんは、直接書店に行き、書店員さんに自分の本を手に取ってもらうことを大切にしてる。

小さな出版社だから価値があるのではなく、小さな出版社だからこそできることをすることで価値がある」と考えている。読者の顔を思い浮かべながら本の企画を立て、丁寧に本を作り続けることを10年以上続けている。

 

心から納得できる仕事をする。短期的な成果よりも、本質的な価値を追求する。だからこそ、すぐに成果がでなくても、動じない「待つ覚悟」がもてる。

いや~、ホントすばらしい。心に沁みます。

 

個人的な共感と今後の行動指針

私は会社につとめ、チームで仕事をする人間で、会社の売上を大きくするのがミッションだ。また、エンジニアと協力してソフトウェアを開発しており、クリエイターであるとも言える。

 

今の仕事のジレンマは、売上貢献度のたかい施策が優先されており、必ずしも納得のいく仕事ができているとは言えないことだ。

 

動画を視聴した直後は、なぜ心に沁みたのか、わからなかった。1日たって整理したとき、私にとって「納得できる仕事」ができ「長期的視点をもち、待つ覚悟」をもてる島田さんの背中が眩しかったのだ。

 

さて、次に何をするべきか。今の仕事に納得いかないところを、トコトン考える・人に話す。これしかない気がする。たぶん、考えるだけじゃだめで、仲間をつくるのが大事な気がする。納得できる仕事をすることに、こだわっていきたいよね。

 

[1] 働けなかった男は、ひとりで出版社を始めた。#40

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