人生100年時代が到来し、半分以上の人が100歳より長く生きでるようになる。今までは60歳で定年、80歳前後で人生を全うする想定でいればよかったが、これからは+20年長く生きることを前提に人生を考えなくてはならない。そうなると、貯蓄や資産運用が大事になるし、長く健康に働けるために働き方を見直し、健康維持につとめることが推奨される。
そんな人生100年時代だが、ポジティブに捉えられている人は実はそんなに多くないのではないかと思う。僕もその1人。基本的にネガティブに考えがちなので「自分は100歳まで生きる世界の向こう側に居るのか、それとも手前側なのか」がずっと気になっている。人生100年時代とは僕にとって「いつ死ぬかわからない」と期間がこれまでよりも長く続く時代だとも言える。
60歳まで生きられるか
考えるきっかけは、元旦に保険会社に勤めている義理の弟からオススメの保険プランを紹介してもらったこと。保険では一般的に「60歳まで生きた場合」「60歳のどこかで病気をした場合」という前提でプランがつくられている。たとえば、僕は今31歳なので、「31歳で保険に入って65歳満期で掛け捨ての場合、月々◯◯円で、もし病気になったら一括で◯◯円支給されますよ」みたいな感じだ。
話を聞きながらふと「60歳まで自分が生きられる確率はどのくらいなのだろう。もしその手前で死ぬとして、どんなパターンがありえるのだろうか」という疑問が頭をよぎり、急に調べたくなってきた。僕は気になることはすぐに調べたくなるタイプなので、提案を聞きながらもスマホでは「30代男性 死亡理由」などと検索していた。
以上がまえがきになる。 ここからは調べてメモしたことを雑にまとめている。
※ちなみに僕は健康体で特に病気などはない。
男だけ・100人の村があったとして
- 100人全員が男の村があったとして
- 30歳まで生きられるのは98人
- 50歳まで生きられるのは96人
- 60歳まで生きられるのは92人
- 70歳まで生きられるのは82人
- 80歳まで生きられるのは62人
- 90歳まで生きられるのは25人
- 100歳まで生きられるのは1人
- 60歳男性の生存率は92%。これを高いと捉えるかは人によって変わりそう。
- 僕は「そこそこ高いな」と思う。
- 60歳とは、同級生の男友達50人のうち4人は既になくなっている世界とも言える。
- 30代や40代で亡くなった方の死因は?(次章につづく)
- 参考
「自殺」と「不慮の事故」に気をつけて生きる
- 30代男性はどういう理由で死んでいるのか?
- 1位:自殺
- 20代から30代の死亡理由TOP。最もケアすべき。
- 都心は自殺率が高いイメージがあるが、東京・神奈川は低い。
- 地方だからといって低いわけじゃない。秋田や山形、沖縄は高い。
- 2位:不慮の事故
- 多いのは交通事故、転落、溺死
- 不慮の窒息も。(具体的な窒息理由はわからず)
- 東京は不慮の事故比率が全国平均より低い。地方は高そう。
- とはいえ、今後は地震が気になる(次章につづく)
- 3位:悪性新生物
- 40代からは死因理由1位になる
- 定期的な検診をすることが重要。
- 1位:自殺
- 参考
地震が怖いなら静岡や和歌山には住まない
- たとえば南海トラフ沖地震が起きたとして
- 予想される最大死亡者数は32万人!
- 東日本大震災では、1.8万人だった。約20倍の被害。
- 地域別でみると静岡と和歌山がやばい。
- 東京は比較的安全なのかもしれない。
- 参考
個人的なまとめ
- 60歳まで生きられない確率は10%くらい、と考えながら毎日を生きる。
- 30歳のうちは、自殺や不慮の事故に気をつける。やたら海や山に登らない。運転も控える。
- 40歳から癌の死亡比率がたかまるから、30歳くらいから定期的に検診を受ける。
- 東京は比較的30代~40代をサバイブするには地理的に恵まれていると言えそうだ。
今年の抱負
以上が調べ物の結果だ。
最後に、これを踏まえた今年の抱負としては2つ掲げて終わりとする。
- 自分の働きかたを見直す。「なんかつまらない」と感じたら変えていく努力を怠らない。
- 禁煙する。そんなにもともと吸っている本数は多くないのだが、中途半端は良くないので、スッパリと辞める。
今週のお題「2019年の抱負」