TVアニメ『ポケモン』の主人公が、ついに交代になるようですね。
ポケモンが始まったのは、私が小学校2年生のころですから、もう少しで30年?
サトシ、お疲れさまです。第1話は録画して、テープが擦り切れるほど見返したよ。
さて、ポケモンといえば、ちょっと前にこんなツイートが目にとまりました。
大人になるとゲームやるのも効率や合理性ばかり考えてしまうもの。
— 八木たいすけ@オトナル (@pyusuke) 2022年11月25日
5歳児とポケモン新作やっていると、何も分からず炎ポケモン握りしめて水ポケジムにかちこみ、ボコボコにされるみたいな感じなのだが、
これが忘れていた何かを思い出すような感覚がありとても良い😷
非合理の先の喜び、プライスレス
初代ポケモンでは炎ポケモンを選ぶと、序盤はひたすら苦戦します。最初のジムが岩、次が水ですから、ぜんぜんダメージを与えられない。水のジムでは、私もボコボコにやられました。スターミーツヨスギ。
今だと「水タイプとは相性悪いから、草タイプを育てていこう」とゲームのルールを理解して合理的・戦略的にいくのですが、小学2年生の私にそんな知恵はなく、とにかく炎ポケモンを強くして、とにかく正面勝負。何度たおされようと、レベルを上げて再挑戦!
そうやってゲームを前に進めていくわけです。
とにかく前にすすむ。そういうゲームプレイをする我が子に、ツイ主の八木さんは「忘れていた何かを思い出す感覚」「非合理の先の喜び」と表現しているのでしょう。
私がこれに共感したのは、昨日やその前のブログにも書きましたが、私たちは学校で勉強し、仕事に就いて働くなかで、すっかり「うまくやる」「失敗しないように最短で」の価値観に染め上げられてしまっていると感じるからです。
「失敗しないように最短で」だと、他人と自分を比較し、うまくいかなさそうならさっさと手を引いてしまう。失敗なく成功したい、うまくやりたい、どうやればいい?と考えている人は、
決して炎ポケモンを水ポケモンに突っ込ませたりしないでしょう。だって失敗はイヤなんだもん。
でも、それでいいの?負けたくないからと、いつまでもマサラタウンをウロウロしているんじゃなくて、負けてもいいから、さっさとジムにいって、炎ポケモンを水ポケモンにカチこませてはどうか?
負けるのは怖い。うまくやりたい。私自信もなんどもその罠にひっかかって、挑戦を途中でやめてしまっていました。
非合理の先に喜びがある。非合理に生きてみる。
そう思うと、もう一歩前に踏み出せる気がします。さぁ、炎ポケモンといっしょに水ポケモンにカチコミにいこう。
↓今日読んだ本。ちきりんさんと梅原さんが真反対すぎて、すごく面白かった。