ちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』に書いてあった、人生の有限感をたかめるメソッドが面白かったので、書き残そうと思う。
時間は目にみえないので、「どれほど減ったのか」を理解するのがむずかしい。あっというまに年末になり、この前生まれたばかりの子どもが小学生になってしまうことに私たちは驚くけど、普通にすごしていると「時間が過ぎてしまうこと」に鈍感になってしまう。
人生の有限性を意識する方法として有効なのが、あとどのくらい時間が残っているのかを直観的に理解できるようにすること。
たとえば今34歳のサラリーマンは、あと6年で40代のおっさんになるが、「30代はあと6年で終わる」と思っても、なかなか実感がわかない。
でも、こんな感じで、12ヶ月x10年のマス目を用意し、1ヶ月すぎるごとにマス目を黒く塗りつぶしていく。そうすると「1ヶ月が、あと72回しか残されてない」ことがわかりやすくなる。
成功者には「自分はいつ死んでもおかしくない」と、普通の人とは違った死生観を持っている人が多い。残された時間がすくないことを意識することが、主体的に変化をおこす1丁目1番地であり、幸せな人生を生きる秘訣だ。