kaitoの日記

自分らしく行こう!

『神さまとのおしゃべり』が素晴らしかった

この1つ前のブログで、ひろゆきさんの『1%の努力』を紹介したのですが、それよりも、面白かったのが、この『神さまとのおしゃべり』です。Audibleで1000以上のレビューが集まっています。

 

  1. 「この世界は満たされている」と考える豊かさマインドを、とても丁寧に解説してくれてる本です。ちなみに反対が「この世界の資源は、限りある人しか手に入れられない」という欠乏マインド。私が知る限り、この「豊かさマインド」をここまで丁寧に解説してくれている本はありません。妻や子どもにも、伝えていきたいですし、大切な人にはプレゼントしたい一冊です。
  2. 私自身、ずっと「最終的にはどっちでもいいし、その人の好みだよね」と考える相対主義の人なのですが、同時にずっとそのことに悩まされ続けていました。というのも、意見が持てないからです。ビジネスの場では、常に意見が求められますし、ポジションを取ることが求められます。意見がないと言われるたびに、意志薄弱な自分を何度呪ったか。でも、この相対主義マインドも、これはこれでありなのではと、初めて考えられるようになった本でした。
  3. そしてこの、本書全体を織りなすロジックは、何千年も前にブッダが考えていたことなのでしょう。ブッダすごい。宗教すごい。何千年も前に宗教を発生させた偉人の素晴らしさを痛感するとともに、現代はこれを自分で選んで作っていかなければならない、難しい時代なのだと感じました。豊かさマインドや、相対主義マインドの話も、1つ1つを独立して考えるものではなく、1つのパッケージとして関連するものとして位置付けるべきものです。このパッケージの役割を、今までは宗教が担っていたのでしょう。現代は、難しい時代です。

 

という、学んだことを3つまとめてました。500文字以内で収めるつもりだったのですが、気づいた1000文字近くに… まぁそれくらい良い本だったということです。ぜひみなさんも手に取ってみてください。