kaitoの日記

自分らしく行こう!

知識の溺れに注意:毒を避けて本当の学びへ

毒化するコンテンツに、どう対応するか

本を含めた大半のコンテンツは、ゴミか毒だ。

ゴミは役に立たないのでわかりやすいとして、問題は毒の方だ。

毒はうまいので、ずっと食べ続けてしまう。役に立つ・気持ちいい・頭が良くなった気がする。頭がグルグルして、次から次へと情報収集を続けてしまう。ちょうど、お腹が空いてスナックを食べるが、いつまでも満たされない感じに似ている。

たとえば世界情勢や日本政治を勉強するのはいいこと、だとされているが、本当か。中途半端にわかりやすく、知的好奇心を刺激するコンテンツは、むしろ毒ではないか。

わかった気になって、学びを止め、他者にマウントを取り、口だけ出して行動しない酩酊おじさんと化してないか。

どうやったら毒を避け、本当の精神的な健康を取り戻せるのか。

 

知性は磨かれているか?が点検ポイント

私たちが学ぶのは知性を磨くためだ。知性を磨く目的は、大きく次の4つである。

  1. 他者のパラダイムで、自分を見つめるため
  2. 大局観(歴史観・世界観・死生観)で、自分をみるため
  3. 論理的・効果的に伝えて人を動かすため
  4. 目的を実現する優れた計画をたてるため

もっとザックリまとめると、要は

  1. メタ認知のため
  2. 協働・実現のため

である。

たとえば、世界情勢や日本の政治を勉強しても、それが大局観の形成につながっていなければ、それは毒でしかない。世の中に憤り絶望しても、何の意味もない。

大事なのは、自分自信をみつめる材料になっているかどうか。人生が見直されていれば、価値はあったと言えよう。

 

私の場合はどうか

YouTubeで中田さんのチャンネルを好んで見ているが、自分自身を見つめる材料になったかどうかを点検し、今後のコンテンツ選びに活かしていくことが求められる。

注意したいのは、酩酊状態で「人生が見直されているか」の問いに応えるのは難しい。ひとまず、時間を置かなければならぬ。