「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」を読み終わりました。
とてもいい本でした。習慣化の本は何冊か読んでいますが、過去1番よかった。
本を読みながら、ふと、過去の失敗経験を思い出しましたので、
今回は、目標達成したら辞めてしまったエピソード、を書いてみたくなりました。
私自身の振り返りを主目的としたブログですが、
長続きせずに困っている人が読んでも、続けるヒントが見つかるはずです。
本書によると、例えば「体重を60kgにする」などのような目標ベースの習慣は、
目標達成してしまったら、努力をやめてしまう問題
があるよね、と著者のジェームズさん。
この指摘には、めっちゃ同意します。ほんとそう。似たような経験、したことあります。
・・・
以前、ボクシングのジムに通っていたときの話です。
1回45分のトレーニング。全力でサンドバックを叩くので、終わった頃にはヘロヘロになります。
健康な体を手に入れたい。そのために、
ボクシングのトレーニング時間を、積み上げ24時間になるまで頑張ろう、
と目標を立てました。
達成のために、様々な工夫をしました。
工夫その1、
最初は週1からはじめて、少しずつ回数を増やし、最終的には週3になりました。
工夫その2、
目標を冷蔵庫に貼って、家族に宣言。そして、成果の積み上げを紙に書いて見える化し、モチベをキープしました。
工夫その3、
インスタでボクシング系アスリートをフォローしまくり、凄い人のトレーニング風景が常にながれるようにしました。
工夫その4、
トレーニングウェアはジムでレンタル。自分で洗濯する手間をはぶき、手ぶらで手軽にジムに行けるようにしました。
こういった工夫もあって、目標を達成することができました。
そしたら、どうなったかというと
達成した翌月にはジムを辞めていました。
トレーニング自体がしんどかったのもありますが、鏡越しにみえる自分のフォームが、本当に弱々しくて、続けるのが嫌になっちゃったんですよね。
24時間分のトレーニングをする
掲げた目標は、さまざまな工夫によって達成出来ました。しかし、その先に自分を連れていってくれるモチベーションの源が、なにもなかったのです。
ジム通いを失敗した私ですが、
毎日のウォーキングは不思議と続いています。
ウォーキングは記録をつけ始めてから2年半。毎年少しずつ、距離と歩数が伸びてます。
ウォーキングの方が楽しい。汗をかかないし、準備がいらないのが好きです。毎日、目標の1万歩を歩こう!という気持ちでやっています。
なぜ続いているのか、振り返ってみると
続く理由その1、
まずは記録から始めたのが良かったです
最初の年はスマートウォッチで、記録だけつけていました。1年分のデータがたまると、
・去年の自分はここまで出来ていたのだから、今年の自分はここまで行こう、
という現実的で、挑戦しがいのある目標が立てられます。
無理がない、というのが何より大切で、普通にやれていることを記録が残っていると、自然と「もっとやろう」という気持ちになります。
続く理由その2、
日常の延長線上で、無理なく歩数を伸ばせのま良かったです。
たとえば、
・平日は、通勤ルートを少し変えて、いつもより長いルートを歩こう
・休日は、楽しく歩けるルートを探し、お気に入りのポッドキャストを聴きながら歩こう
などのように、あくまで日常の延長上で無理なく、強度を上げていくことができました。
人生、命ある限り、永遠とやり続けるテーマを、少しでも楽しく、長く続けられるように取り組んでいくイメージ。
劇的な変化は長続きしませんから、少しずつ、やれることをやっていく感覚です。
まとめると
・今やれていることを記録することから始める。このとき、記録はなるべく自動化する。
・新しい取り組みは、日常の延長でやれることから始める。劇的に変化を起こそうとしない。
大切な学びを、これからどう活かしていこうか?
私はこれからは、このブログを、表現者としてずっと続けていきたい!と思っています。
・私的なメモは既に日常になっていますので、これからはメモの作成数・文字数を自動でレコードしていけるとGood
・記録がたまってきたら、もっと増やすためのアイディアをぼんやり考えられるようになるハズ
こういう感じで、少しずつ、2年とか3年とかのスパンで、発信者としてこのブログを育てて行けるといいな〜