私自身、人に嫌われるのが大の苦手で、関係性が壊れるかも…と想像するだけで指摘が怖くなる。今でも苦手意識は変わっていないのですが、これを乗り越える自分なりのやり方を1つ見つけました。せっかくなので、こちらでもシェアです。
まず、前提となる考え方です。
- 苦手な相手だったら、率直に伝えて関係性が壊れるのは、むしろラッキー
- 長い目でみると、苦手な人が離れて、気が合う人だけ残るから
- 率直さがあれば、未来の自分が幸せになれる。
要は「今の自分じゃなく、未来の自分のため」に、人間関係を最適化していく、その取組の1つだと捉えましょう。
で、問題はここからです。未来の自分のためだと念仏のように唱えても、現実問題、伝えるのは怖い。心臓がドキドキする。心が不安に支配される。
こんなときは、私は次の手順で伝えています。
- 話がある、と先に伝えて予定を抑え、自分の退路を断つ。
- 先に考えるのは、伝える内容だけ。
- 相手の反応は考えない。反論も準備しない。※これ大事
- 相手との関係性が壊れる未来を想像する。この未来は避けられない。自分はトロッコレールに乗っていると覚悟する。
- 伝えます。
- 終わり。
ポイントは2つで「関係性が壊れる未来は、もはや避けられない」と腹をくくること。レールが1つしかないトロッコに載っていて、もう進むしか無い自分をイメージすると、どんなに嫌われるのが怖い人でも伝えられるようになります。
もう1つは「リアクションへの対策を用意しないこと」です。自分はもう負けるのだ、嫌われるのだと諦める。伝えたときの相手の反応を想像してしまうと思いますが、その反応をすべて受け入れる。リカバリしようとしない。反論もしない。諦めましょう。
実際にやってみると、意外と自分の心配は大したことがないとわかります。N＝1ですが、私は関係性を壊すことなく、今でも良好な関係が続いています。
