kaitoの日記

自分らしく行こう!

100円のプリッツから学べる、お金と幸せの話

家に帰るのは夜20時ごろなのですが、帰り道のスーパーによって妻の好きなお菓子を買って帰るのが、毎日のルーチンになっています。

娘が生後まもない頃は、外に出ることもできない日が続いていたので、「1日家にいてお疲れさま」という気持ちをこめて買っていました。今は娘もそろそろ5ヶ月になり、外で買い物するもの問題はないのですが、それでも毎日お菓子を買って帰っています。

買っていくのは、プリッツのサラダ味・ポッキー・紗々・トッポなど100円~200円で買えるものです。毎日の出費なので、200円以上のお菓子は「ちょっと高いかな…」と躊躇します。たまにいいことがあったら買って帰ります。

娘が寝て、夜の21時ごろになると、私が買ってきたお菓子を2人でシェアして食べることがあります。いっしょのお菓子を2人で分けて食べると、とても美味しいです。プリッツの緑の袋をぱっと開けると、塩の香りが広がります。ポリポリとたべて、あっという間になくなってしまいます。

食べ物とは不思議なもので、自分1人でお菓子を食べると、何も考えずにパクパク食べてしまいます。プリッツのサラダ味なんか、TVを見ながらあっという間に平らげてしまいます。でも、「あ~美味しかった」という満足感には、不思議と至らないものです。

2人でシェアすると、食べる量は半分になりますが「プリッツ美味しかったね」と感情を共有できるので、満足度はグッと上がります。

100円のお菓子でも、1人で食べるより、2人で分け合って食べるほうが満足できます。これはつまり「100円のプリッツから、たくさんの価値を引き出せた」ということです。※今は値上げでプリッツは100円では買えなくなってしまいましたね…笑

 

ものすごくありきたりなことですが、私はここから大切なことを学びました。

それは「使い方次第で、たくさん価値を引き出すこともできるし、その逆もある」ということです。

妻と2人で分け合うことで、100円のプリッツの価値はぐっと引き上がりました。もし、娘とプリッツを分け合うことができれば、私はもっと幸せを感じるでしょう。もし、私が敬愛するS先生と久しぶりに出会い、彼にプリッツをあげて喜んでもらえたら、私はさらに幸せになってしまいます。

こう考えると、モノやお金そのものが幸せをもたらすことはない。うまい使い方を知っていれば、いくらでも幸せになれるのです。

 

自分は何にお金を使えば、幸せになれるのか。

お金をどう使うと、もっと幸せを引き出せるのか。

もっともっとお金の使い方がうまくなりたいですね。