kaitoの日記

自分らしく行こう!

最近読んでる本について「恍惚の人」「史上最悪の介護保険改定」「神々の山嶺」

今日は何を書こうかとおもったが、最近読んでいる本について、バラバラと書いていこうと思う。

有吉佐和子さんの「恍惚の人」はKindleで読み始めた。同じ著者の本に「非色」があり、復刊されて若い人に読まれ始めたことは、テレビで見たことがあった。BLACK LIVES MATTERが叫ばれていた頃で、当時は「ふ~ん」と思うくらいだった。が、最近、認知症の小説はないかと探していた時に有吉佐和子さんの名前を知り、「非色」「複合汚染」と同じ作者でることを知った。社会派の小説家らしい。

今は社会派の小説家というと、朝井リョウさんだろうか。けど、彼の小説よりもずっと重たい。浅井さんは職業作家でウケるものを狙って書いているイメージだが、有吉さんの本は怒りに任せて自分が書きたいものを書いているっぽい感じがある。

会社の休み時間や移動時間に、Kindleを開いてすこしずつ読み進めている。

 

上野千鶴子さんの「在宅ひとり死のススメ」がよかったので、同じ作者で介護保険制度について理解を深められそうだとおもい、Kindleで購入。

けっこうむずかしい。制度の話が多い。知識があまりないので、それってそんなに問題なの?、何のこと話してるの?、となっちゃう。

とはいえ、中には「それってやばいね」ってやつがチラホラある。特に介護施設の職員配置の「四対一体制」についての解説は、けっこうやばいな~と感じた。そして、それを知った後に、大手の介護施設の採用サイトを見に行った。びっくりしたのが、介護職員を正社員で募集しているところが少なく、ほとんどがパート・アルバイトでの採用枠だったことだ。時給もとても安い。当然、介護のプロは正社員で雇うものだと思っていたこともあり、かなりびっくりした。

介護の人材不足はよく耳にしているけど、私が思っているよりもずっとやばい状況なのかもしれない。

 

上巻を読んだ。先日「エヴェレストに登頂するとは、どれほどスゴイことなのか」というブログを書いたが、それの元ネタになった本。

上巻にくらべ、下巻は一気におもしろくなってきた。羽生よ、どうなっちゃうの??って感じ。ちょっと退屈だな~と思って我慢して上巻読んでいたけど、回収できそうでよかった。

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以上3冊が、私が最近読んでいる本だ。介護の本はありつつも、よりリアリティをしりたいと思って制度の話や小説を読み始めている。息抜きのエヴェレスト登頂小説は結構面白い、知的好奇心が刺激されて楽しい、といった感じだ。

我ながら、いい読書ライフを送れている気がする。