kaitoの日記

自分らしく行こう!

「できる」が増えると、欲が生まれ、執着がうまれる。

今日は久々に子育てについて書いていこうと思う。

私の娘はもう1歳3ヶ月。家中を歩き回り(走るまではいかない)、言葉っぽいものを喋るようになってきた。ただ、まだ「ママ」も「パパ」も言えない。それよりも「ワンワン」先になりそうだ。

今日は、そういう話を絡めながら、1年前には見えてなかった子どもの発達ステップについて書いていきたい。子どもの発達というのは、私にはオドロキの連続だった。

 

・「できる」が増えると、欲が生まれ、執着がうまれる

立ち上がれるようになると、いままで2Dだったのが3Dになり、かつ両手が自由になる。ハイハイのときは出来なかった「欲しいものを手を伸ばして取る」ことができるようになる。すると今まで「とれないものだらけ」だった世界が「頑張ればとれる」ようになるから欲が生まれる。欲がうまれるから、叶えられないと怒り出す、のである。

最初から欲があるのではなく、叶える能力が身についたことで、後天的に欲がうまれてくるのだ。それゆえ、泣いたり怒ったりして不幸を感じるである。

つまり「できる」が増えることで、「できない」ことが明確になり、もっとほしいと執着がうまれるのだ。それは、できないだらけの時だと感じることのなかった感情だ。これは幸福なのか不幸なのかはわからないが、「できる」の量と執着には深い関係があることは確かである。

 

・言葉を覚える前に、言葉で表現したい経験があるか

娘が「わんわん」と言い始めたのは、公園で見た”犬”という生物が衝撃的だったからだろう。始めて犬を間近で見てから、そのあとずーーーっと「わんわん」「あうあう」と言っていた。

そうか、ほっといても自然と言葉を喋り始めるわけではないんだな、と私は学んだ。言葉の前に経験があるか。言葉で表現したいと思える経験をしているかどうか、これが大事なのだなと思った。

そう考えると、人間の体の発達と知能の発達って、本当にうまく連動しているのだなと思う。わんわんをみた衝撃がわすれられず、「わんわん」「わんわん」と言っていた。最初は発音もままならない。だからこそ「そう、わんわんだね」という親の発音を聞いて、子も発音を矯正していく。

子どもにとって、ついつい言葉を出したくなるような、新しい体験を作っていきたいと親の私は思った。

 

以上2点が、私が子どもの発達で学んだ、「言葉と体験と執着」の学びである。子どもを育てていると、学びや発見がたくさんあって楽しい