kaitoの日記

自分らしく行こう!

エンジニアチームの生産性、についての私の答え


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エンジニアチームの生産性向上、というテーマに取り組んでいる。

これがなかなか難しいテーマだ。

 

難しい理由はシンプルで、

生産性向上というのは、成果÷投入リソース(時間・お金)なのだが、

この「成果」を何にするのかの定義がむずいからなのである。

 

よく成果として用いられるのは、リリースの数やコードの行数だが、

これらは一概に多ければいい、少ないと悪い、

というものではない。

 

リリース数やコードの行数を成果とすると、

途端に組織がバグってしまう。

 

開発の最終的な成果は、売上ないしは良質なユーザー体験だが、

これらはエンジニアチームだけで追いかけるものじゃない。

これも「成果」として管理するのは最適ではない。

 

いろいろ考えてたどり着いた結論は

「組織や事業の状態によって、ほしい成果を随時決めていくしかない」

という、身も蓋もない結論だが、一番これがしっくりきている。

 

で、私がみてるチームでは、

あえてリリース数を追っている。

今の組織状態では、今のところこれがベストであろうと思うから。

たぶん、状況がかわってきたら、また変えていくと思う。